後手は一手損角換わり調の出だしから振り飛車にしました。
今、先手が端の位を取ったところ。
ここで後手は右銀を攻めに使う構想をみせました。
△６二銀▲５六歩△５四歩▲７七銀△４五歩▲６六銀△５三銀▲５八金△４四銀右
片美濃に組むのももちろん一局ですが、後手は右銀を守りではなく攻めに使う構想をみせました。
右銀で位を取り中央を制圧し押し切ってしまえば、玉形の薄さも気になりません。
場合によっては△７四歩〜△８二角の筋も狙いに秘めてます。
実戦は上図のように進み後手のペース。
振り飛車であっても、本局のように厚みを築いて指すのも面白いかもしれません。
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