石田流に対し、後手は△3三角として穴熊を目指しています。
先手は通常の駒組を目指しても一局ですが、図から積極策を取りました。
▲7八金!△3二金▲6五歩!
▲5八金や▲2八玉と駒組を進めるのは、後手に悠々と穴熊に組まれてしまうのが少々不満です。
そこで先手は▲7八金と備えてから角交換を迫りました。
後手は手損になるため角交換しづらいうえ、△4四歩と拒否するのは作戦負けになりそう。
実戦は以下△4二銀ですが、先手としては穴熊を阻止できたので満足でしょう。
上記の3手は穴熊相手にかなり有効な筋だと思います。
△1二香と指させればより効果的でしょう。
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