明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、図は相穴熊の終盤戦。
今、先手が銀を打って着実な寄せにでたところ。
先手玉に早い寄せがなく、後手は困っているように見えますが・・・
△7六桂!▲同銀△7七角!
図では後手から早い寄せがないため、一見すると先手勝ちにみえます。
しかし△7六桂のタダ捨てから△7七角が起死回生の一手。
先手は▲同桂と応じるよりほかありませんが、△7八金とし、
以下は▲8九金△同金▲同金△7八金から千日手。
今回は千日手が結論でしたが、タダ捨て連発は参考になります。
穴熊戦特有のスピードアップをはかる筋として覚えておきましょう。
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