高段者の序盤14

後手は最序盤から端歩を突き越す作戦。
今、先手が飛車先を交換したところ。
ここで後手は驚愕の構想をみせてくれました。

△3五歩▲4八銀△9二飛!

なんと後手は△3五歩からの端飛車に出ました。
以下▲4六歩に△9四飛!

ここで後手の構想が明らかになりました。
期をみて△2四飛のぶっつけから△3四飛を実現させるのが狙いです。
実戦は以下▲4七銀△6二玉▲6八玉△2四飛▲2五歩△3四飛

と進みました。
手数は掛かりましたが、後手番での石田流の実現、端歩の突き越しが主張です。

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